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食関連事業者の現場で進むDX

食関連事業者は一般的に生産性の低い事業であると言われています。

しかしながら、近年はSaaS(Software as a Service)の登場によって、デジタルの活用やDXの推進がリーズナブルに実現出来るテクノロジーが増えています。<br>

商品やサービス、スペック、価格といった物理的な価値のみならず、購入や体験に至るまでのステップや実際の使用感、購入後のアフターケアなどの経験を通して得られる顧客体験としての感情的な価値をDXで高めていくという動きもみられます。

こうした中現在、企業規模を問わず多くの企業がテクノロジーの活用を進め、DX推進に向けて試行錯誤を行っています。

また、農家や漁師などの生産者たちも、近年ではAIやロボット、ドローンなどを駆使した農作物や漁の管理を行っている熱心な者もおり、こうした事例を幅広くカリキュラムの中に取り入れることで、食とDXを有機的に連動させる力を学生に養わせることができると確信しております。

本事業では、各事業所がどのようにDXを推進しているのかを見える化し、調理師養成におけるDX人材養成の正規カリキュラムへの昇華をめざして、実証実験を行うものです。

そして専修学校における実学教育に、実際の企業内のDX事例を組み込み、既存のカリキュラムとうまく連動させることで、DX養成の学びの新しいあり方を模索してまいります。

学校法人大和学園

京都調理師専門学校 校長

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