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飲食店DX演習:ショート動画の活用方法

指を止める10秒、ショート動画のマーケティング術

京都調理師専門学校の寿司学科では、飲食店の集客において重要性が増している「ショート動画」の企画・制作プロセスを体験する演習を行っています。ショート動画を単なる動画制作ではなく、顧客の関心を瞬時に掴むマーケティング手法として教える実践的な授業です。

授業はリサーチから始まります。お寿司関係のアカウントを調べ、なぜそのアカウントや動画が人気なのかを分析。伸びている動画の共通点を見つけ、それを元に企画・撮影・編集の流れを学びます。

講師は「個人利用から一歩踏み出し、仕事として自分のお店をアピールする」視点を強調します。何が流行っているか、競合がどのような投稿をしているかを徹底的に調べる市場・競合調査の重要性。学生たちは一般客の投稿ではなく、お寿司屋さん側が発信しているアカウントをリサーチします。ひらがなの「すし」で検索するなど、ターゲットに届くための工夫も体験します。

ショート動画の極意は「指を止める」こと。多くの人がぼーっと見ているInstagramリールやTikTokの中で、いかに指を止めるかが勝負です。製造過程を見せて「どんなお寿司ができるんだろう?」と期待させる演出の大切さを学びます。

実践ワークでは、10秒の料理動画をイメージし、何秒で場面を切り替え、何を映すかを紙に書く絵コンテ作成に挑戦。ただ漫然と撮るのではなく、事前にしっかり企画を立てることの必要性を学びます。

学生は「頭の中で想像してから撮影に入るコツを学び、やりやすさを実感した」と語ります。一度流れを経験しておくことで、就職先での店舗運営に貢献できます。この授業をきっかけに、就職先や自分が経営者になった際、楽しみながらSNSを武器として使えるようになる。寿司職人としての確かな技術を、魅力的な映像コンテンツとして世の中に届けるための実践的な第一歩です。

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