これからの料理人には、包丁の技術だけでなく「テクノロジーを使いこなす力」も求められる時代。 今回は、京都調理師専門学校で行われた、VR(仮想現実)を活用した驚きの寿司実習の様子をご紹介します。
1. 「VRで予習」してから本番へ
実習の最大の特徴は、実際にシャリやネタに触れる前に、VR空間で寿司を握るトレーニングを行うという点です。
あらかじめ座学でVR体験を済ませ、そこで得た感覚やイメージを頭に置いた状態で実際の実習(集大成)に臨みます。この「デジタルとアナログの融合」が、学習効率を飛躍的に高めています。
2. 学生たちの反応は?「新しい感覚」に驚き
初めてこのスタイルで実習を受けた学生たちからは、驚きと喜びの声が上がっています。
- 「映像を見ながら頭の中でイメージを膨らませて、実際に手元でやってみるという経験は初めてで、新しく学べることが多かった」
- 「自分で握ってみる体験そのものが初めてだったので、純粋に楽しかった」
VRでのシミュレーションが、技術への理解を深める大きな助けになっているようです。
3. なぜ今、料理学校で「VR」なのか?
これからの日本は人口減少が進み、効率的かつ質の高い技術継承が課題となります。
学校側は、バーチャル空間でのトレーニングが「一定の効果がある」と確信しており、こうした最新技術に触れることで、学生たちが社会に出たときに「新しい価値を作れる料理人」になることを期待しています。
4. 未来の料理人、世界へ羽ばたく
実習を受けた学生の中には、卒業後に有名ホテル(ホテルグランヴィア京都など)への就職が決まっている方もいます。
寿司や天ぷらは、外国人観光客からも注目される日本料理の代表格。VRで効率的に基礎を学び、現場でさらに磨きをかけることで、「名のある料理人になりたい」という夢に向かって力強い一歩を踏み出しています。
動画を視聴する
実際の授業の様子や、学生たちの真剣な表情はぜひこちらの動画からご覧ください。
[動画リンク: VRを見てから、すしを握る。すごい授業] https://www.youtube.com/watch?v=lQ90LnjlmCg