これからの飲食店において、人手不足の解消は避けては通れない課題です。京都調理師専門学校では、そんな未来を見据えて「配膳ロボット」を実際のフレンチレストラン実習に導入しています。
学生たちが最新技術と向き合い、何を感じたのか。その様子をレポートします。
ロボットと人間の役割分担
実習では、ロボットが料理を運ぶことでスタッフの負担を減らす試みが行われました [00:16]。しかし、単に「楽をする」ことが目的ではありません。
ロボットに任せられる部分は任せ、その分、学生たちは「人間にしかできないこと」に注力します。例えば、お客様が困っていることに気づくことや、温かみのあるおもてなしなど、人間ならではのホスピタリティを見つめ直すきっかけになったようです [00:40]。
現場で気づいたメリットと課題
実際にロボットを動かしてみると、さまざまな発見がありました。
ロボットが近くまで料理を運んでくれることで、キッチンから客席への提供がスムーズになるという利点がありました [01:30]。一方で、ロボットは決まったルートしか通れないため、スタッフがぶつからないように避けながら動く工夫が必要になるなど、共存のための工夫も見られました [01:14]。
また、ロボットの存在自体が「最先端で面白い」とお客様との会話のネタになり、レストランの雰囲気を明るくする効果も実感されています [01:44]。
未来の料理人に必要な「活用する力」
学校側は、時代に取り残されないために常に新しいものを導入し、学生に還元することを重視しています [04:08]。
「ロボットに任せきりにするのではなく、自分たちがどう活用するか」という視点を持つことが、これからの飲食業界で活躍するための貴重な経験となります [03:01]。学生たちの柔軟な発想を取り入れながら、テクノロジーとホスピタリティが融合した新しい教育が続けられています。
動画を視聴する
学生たちのインタビューや、実際にロボットが稼働している様子はこちらからご覧いただけます。
ロボット活用演習|フレンチレストラン実践(学生インタビュー) https://www.youtube.com/watch?v=o4kL_ODBE1U