京都調理師専門学校では、最新のスマートグラス技術を活用した革新的なラテアート実習を実施しています。従来のモニター越しのデモンストレーションでは伝わりにくかった手元の細かな動きを、講師の一人称視点で体験できる画期的な取り組みです。
学生たちは「普段は正面から見るだけだったが、先生の目線で見ることで自分の実践に繋げやすい」と語ります。ピッチャーの動かし方、注ぐスピード、ミルクの量といった微妙な違いが視覚的に理解できるため、初めてエスプレッソマシンに触れる学生でも、予想以上に綺麗なハートを描けるようになりました。
実習中は「注ぐ位置が下がってしまっている」といったリアルタイムの細かなアドバイスが行われ、学生は鏡を見て真似る従来の方法よりも実践的な「コツ」を掴みやすくなっています。
講師は「現在は感覚的な伝達が多い技術教育の世界だが、デジタルツールの普及により、誰もがより早く高いレベルの技術を習得できるようになる」と展望を語ります。最先端のツールに触れる今の学生たちが、未来の調理師教育を切り拓く先駆者となるでしょう。