プロとして守る、SNSの誠実な発信術
京都調理師専門学校では、飲食店経営に欠かせないSNS運用について、単なる投稿テクニックではなく、炎上リスクへの対策を含めた実践的な演習を行っています。
年間1500件以上発生するというSNS炎上。飲食店では、自社アカウントを持たなくても、来店客の不満投稿や第三者の拡散によって炎上するケースが多発しています。もはや「対岸の火事」ではありません。
この授業では、学生たちに大きな意識の転換を求めます。それは「楽しむ側・見る側」から「運営する側・発信する側」へのマインドセット。画面の向こうには必ず「人」がいることを意識し、相手の気持ちを想像して発信する。これがすべての基本です。
実践的な対策として、過去の炎上事例を徹底的に調べ、なぜ燃えたのか、どう対応したのかを分析します。炎上のパターンは時代とともに変わるため、最新情報を組織内で共有し続ける体制も学びます。
講師は「魅力的なPR手法を学ぶと同時に、炎上を防ぐ『守り』の意識を持って初めて、SNSをビジネスツールとして使いこなせる」と語ります。どこの会社に行っても、あるいは独立しても、誠実な発信こそが炎上を防ぎ、自分と店を守る唯一の手段。卒業後、即戦力として活躍するための実践的なDX教育がここにあります。